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脊柱管狭窄症・ヘルニア・すべり症の人が摂った方がいい栄養とは?

寒い時期は脊柱管狭窄症・腰椎ヘルニア・すべり症といった厳しい腰痛の方が増えます。単なる腰痛ではなく、痛くて夜眠れなくて辛い、今まで当たり前のように動けていたのに10分歩くのも大変、などの深刻な悩みをお持ちの方が多いです。

腰が痛くなる理由の大きなものに「冷え」があります。冷えると、筋肉が硬くなる為、

●骨に圧がかかり骨が変形する

●血行が悪くなる

●筋肉に栄養が回りにくくなる

ということが起こってきます。

冷えると、神経や関節の動きにも大きな影響が出ます。体を冷やさない、というのは健康な状態を取り戻すためには必須です。

年齢とともに筋肉は硬くなります

腰痛の原因として筋肉の硬さが大きな割合を占めます。

当院では痛くなる理由を聞いたときに、「加齢ですね」という人のところには行かないで欲しい、と伝えています。

その人は勉強不足だからです。きちんと調べれば痛みや症状に関してどこが理由、というのは必ずあります。

ただ、加齢とともに筋肉のみならず全身が硬くなるのは事実です。

そんな筋肉を和らげる為に、歩くのは必須です。腰痛のために歩ける距離が短くなってしまう方は大勢いらっしゃいます。

歩けた距離が、自然と回復具合を示してくれるのです。

筋肉をつけるために必要な栄養素をご存知ですか?

ただ、運動するだけでは筋肉が強くなりません。正しく栄養を摂ることが大事なのです。

では、どんな栄養素を摂ったほうがいいのでしょう?

それは「たんぱく質」とビタミンC・Eです。

筋肉を和らげるにはビタミンB群やレシチンがいいです。

年をとるにつれて消費エネルギーは低下しますが、たんぱく質やビタミンの必要量は変わらないのです。

具体的にはたんぱく質は「肉」「魚」「卵」「大豆」を均等に摂る事をおススメしています。

ビタミンはたんぱく質のみならず、糖質や脂質の代謝を円滑に行う為の潤滑油なのです。

てっとり早く摂るにはサプリメントです。

レシチンは乳化作用、といって細胞内に栄養素を取り入れる働きと細胞内から不要な老廃物を排出する働きがあります。大豆や卵黄に多く含まれます。

注意点

運動だけ、とか栄養だけ、で健康にはなれません。うまくバランスを取る必要があります。

栄養に関して言えばあとミネラルも摂った方がいいです。

栄養を摂る際に気をつけること、それはよく噛む事です。分かっていても気がついたらそんなに噛んでいない、と言う方は大勢いらっしゃいます。

体内での栄養吸収を良くするには少なくとも一口30回は噛んで下さい。

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