HOME > 脊柱管狭窄症 > 脊柱管狭窄症・ヘルニア・すべり症のコラム(2)
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脊柱管狭窄症・ヘルニア・すべり症の人が病院で指導される誤った生活習慣とは?

腰痛になると多くの方はまず病院に行かれます。そこでレントゲンやMRIで検査されます。

脊柱管狭窄症・腰椎ヘルニア・すべり症はすべて変形が画像に出るため、診断名がつきます。その時に言われるんです。「血液をサラサラにするために水を2リットル飲みなさい」と。

脊柱管狭窄症・腰椎ヘルニア・すべり症は高齢になると特に出やすくなります。夏になると高齢の方の熱中症になる方が後を立ちません。水分不足で血行が悪くなってしまうためです。

なので、何となく水分は2リットル摂らないと、と思っている方は多いのです。

水を2リットル飲むと健康を害する理由

当院では、水2リットルの習慣をすぐにやめるよう伝えています。理由は以下の通りです。

① 体が冷える

多くの方が、水を飲むときに常温、もしくは冷えたものを飲みます。2リットル、という量は少し無理をしないと飲めません。

冷たいものの方がたくさん飲めます。熱い湯を一気に飲むのは難しくなります。アルコールを飲む方はビールと熱燗をイメージすると分かりやすいですね。

体温は36.5度前後です。それより低い温度のものを体内に入れるとどうなるでしょう?

当然、体は冷えます。冷えると、血管は縮こまります。余計に痛みが出やすくなってしまいます。

② 東洋医学で言う「水毒」の状態に

「水毒」とは、水分が体内に滞った状態のことを言います。

健康であれば要らない水分は体外にどんどん排出されますが、そこまでの元気がない場合、体に残ります。むくみの原因になります。

腎臓の水分処理速度は毎分16ミリリットルと言われていますが、これも健康な方の場合です。一度に大量に飲んでも体きちんと吸収されません。

腰痛がある方は腎臓が疲れていることが非常に多いのです。

脊柱管狭窄症・腰椎ヘルニア・すべり症になった、ということはその程度が芳しくないことが多いのです。

腎臓が疲れているから、本来の処理速度は望めません。そんな疲れている腎臓に、多くの仕事をさせたらどうなるでしょうか?

余計に痛みが増悪してしまいます。

では、どうすればいいの?

①さ湯を飲む

前述の通り、水分を摂らないと血行が悪くなってしまうので、ある程度は摂らないといけません。では、どのくらい?というと、体重×30ミリリットルを目安にしてください、と伝えています。

体重が50キロの人も100キロの人も一律で2リットル、というのはおかしいのです。

血圧やメタボでも一律なので、これらもおかしいです。年齢や身長によって、その基準が変わらないのは現実に即しているとは言えません。

体重が50キロの人なら、1.5リットルくらいが目安になります。これなら、そんなに無理をせずに飲めます。あまりプレッシャーを感じずに続けられる習慣でないと続きません。

真面目な方ほどストレスが大きくなり、血管が縮こまってしまうために余計に病状が悪化してしまった、ということになりかねません。

体調の悪い日はこれでも多く感じられるかもしれません。体と相談しながら飲んでください。

目安の一つとしては、鏡で舌を見たときに、乾いている感じだともう少し補給していただきたいですし、唾液が目立つようですと水分過多です。

②なぜ、さ湯がいいのか?

体温以上のものを飲んでいただきたいです。温度は40~50度のものがお勧めです。50度以上はのどの粘膜がやけどをしてしまう為、お勧めできません。

さ湯を飲むと、血管が広がります。血管が広い方が血行は良くなります。また、ドロドロ血をサラサラ血に変えてくれます。

③お茶やコーヒーではなく、さ湯を飲む

お茶やコーヒーはどうでしょう、と質問されることがあります。全く摂らないとストレスになってしまうでしょうから、1日1杯までならいいですよ、とお伝えしています。

ただ、私は基本的にさ湯メインです。たまにコーヒーを飲むと、のどに違和感・ストレスを覚えます。コップを洗う時に、さ湯なら跡が残りませんが、コーヒーやお茶は跡が残ります。

体の立場に立って、お茶とさ湯ならどちらの方が処理をしやすいでしょうか?さ湯の方がストレスがないです。

60点でいいので初めてみませんか?

水分補給は健康になるために非常に重要です。温かいものを適量飲む習慣が出来ただけで腰痛が治る方もいるくらいです。

ただ、やっぱりたまには冷たいものも飲みたくなります。

完全に冷たいものを卒業してもらうのが理想ですが、息が詰まりそう、と思われる方は60点でいいので始めてください。

それなら、何となく出来そうじゃないですか?

無理をしないで、温かいものを飲む習慣を始めてみてください。温かいものをしばらく飲んでいると、冷たいものは自然と欲しくなくなってくる方が多いです。

温かいものの方が心地よいのです。冷たいものを大量に飲むと痛みが出やすくなりますので、痛み覚悟で飲むのがかえってストレスになります。

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脊柱管狭窄症 ヘルニア すべり症

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