刺さない鍼で改善する理由
「いろいろな病院に通ったけれど、原因がわからない」「薬を飲んでも良くならない」「検査では異常がないのに、身体の不調が続いている」――そうした悩みを抱えて当院に来られる方が少なくありません。
刺さない鍼とは?
当院で行っているのは、「刺さない鍼(はり)」という、非常にやさしい刺激の施術です。
鍼といっても、皮膚に鍼を刺すことは一切なく、写真にある てい鍼(しん)を使って皮膚に軽く触れる程度。それなのに、なぜ身体が改善していくのか?不思議に思われるかもしれません。
身体は“わずかな刺激”にも反応する
実は、私たちの身体には「自然治癒(ちゆ)力」が備わっていて、ほんのわずかな刺激でもそのスイッチが入るようになっています。
皮膚のすぐ下には多くの神経が張り巡らされていて、ごく微細な刺激にも敏感に反応する仕組みがあるのです。
強い刺激ではなく、やさしい刺激が必要なことも
特に、慢性的な痛みや違和感、自律神経の乱れによる不調は、強い刺激ではかえって悪化することがあります。
そうしたケースでは、むしろ“そっと声をかけるような刺激”のほうが、身体が素直に反応し、血流や神経のバランスが自然に整っていきます。
たとえば、電車や車に乗っているときの心地よい揺れに包まれて、つい眠くなってしまうことがありますよね。
あれは、身体が安心してリラックスし、自律神経の緊張がゆるんだサインです。実はあの揺れも、“やさしい刺激”として全身に働きかけているのです。
刺さない鍼は「必要な場所」に届く刺激
刺さない鍼も、それとよく似た穏やかな刺激ですが、大きく違うのは、「身体が本当に必要としている部分」に的確に働きかけられるという点です。
身体は不調の原因となっている場所に対して、ごく微細な反応で「ここを整えてほしい」というサインを出しています。
当院では、その反応をてい鍼を使って丁寧に読み取り、必要な箇所にそっと刺激を届けていきます。
だからこそ、全身の緊張がゆるみ、血流が促され、自律神経のバランスが整っていくのです。
安心感がもたらすリラックス効果
また、刺さない鍼は「怖くない」「痛くない」という安心感があるため、リラックスしやすく、結果的に自律神経が落ち着いていくのも特徴です。
施術前に硬くなっていた筋肉が、施術後にはやわらかくなり、力が入りにくかった腕にも自然と力が入るようになります。
もしあなたが、「これ以上、何をすれば良くなるのか分からない」と感じているのなら、身体の声に耳を傾ける“新しいアプローチ”として、刺さない鍼を試してみてはいかがでしょうか。
やさしく整えることで、身体はきちんと応えてくれる力を持っています。


※根本改善を目的とした施術を行っているため、保険適用外となっております。

※予約優先制です

アクセス情報

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