不調を見抜く検査法、「筋肉反射テスト」とは?
「病院では異常なし。でも身体はつらいまま…」そんな経験をされた方にこそ知っていただきたいのが、「筋肉反射テスト」です。
筋肉の反応から、身体の声を読み取る
筋肉反射テストとは、身体に軽い刺激や質問などを与えたときに、筋肉の反応(緊張・弛緩)をチェックする方法です。
指の力が入る(緊張)、抜ける(弛緩)といった反応を通して、今の身体のどこに問題があるのかを判断していきます。
「身体のサイン」って本当に出ているの?
「身体は本当にそんなサインを出しているの?」と思われるかもしれません。でも実は、私たちの身体は無意識のうちに、さまざまな反応を見せているのです。
たとえば、お酒をほんの少し飲んだだけで顔が真っ赤になる方がいますよね。
また、花粉が飛んでいるか分からない時期でも、先に身体が反応して花粉症の症状が出る方もいます。
これはアルコールや花粉だけに限った話ではなく、人それぞれに「合わないもの」「ストレスになるもの」に対して、身体は反応を示しているのです。
ストレスがあると、力が入らなくなることも
しかもその反応は、必ずしも「症状」として現れるわけではありません。
実は、身体にとってストレスになるものがあると、筋肉にうまく力が入らなくなるという形で現れることもあります。
たとえば、人前に立って緊張すると、足がすくんで動けなくなったり、声が震えたりすることがありますよね。
これは心の緊張が、筋肉の反応として表れている例です。本来持っている力を出せなくなってしまうのです。
筋肉反射テストは「身体からの正直な答え」
筋反射テストは、そんな「無意識の身体の反応(≒緊張)」を読み取る技術です。
一見すると不思議な方法に思えるかもしれませんが、これは自律神経や潜在的なストレス反応を利用して、身体からの“正直な答え”を見つけ出します。
病院の検査は「構造的な(目に見える)異常(骨折や内臓疾患など)」を見つけるのに優れています。
しかし、自律神経の乱れや血流の滞り、病気になる前のサイン(未病)といった「目に見えない異常」には反応しないことも多いのです。
病院では「見えない反応」を捉える、もう一つの視点
筋反射テストは、身体のわずかな反応を捉えて、今どの部分が本当に助けを求めているのかを明らかにする、その場で身体がどう反応するかを確認できる検査です。
実際、病院で「異常なし」と言われた方が、このテストによって原因が明らかになり、施術後に「本当に楽になった」と驚かれることは少なくありません。
もちろん、医療的な検査や診断を否定するものではありません。
むしろ、病院で見つからなかった“隠れた反応”を見つけるための、もうひとつの視点だと考えていただければと思います。
「どこに行ってもダメだった」そんな方にこそ、一度身体の声を“筋肉反射”で聴いてみてほしいです。思わぬところに、回復の糸口が見つかるかもしれません。
当院の検査法・刺さない鍼の施術法の紹介


※根本改善を目的とした施術を行っているため、保険適用外となっております。

※予約優先制です

アクセス情報

住所 | 〒589-0011 大阪狭山市半田1-672-6 アール店舗2F |