身体との対話(その2)
生活習慣の積み重ね
「頭痛が起こった時は頭痛薬を飲めば治る」と思っていた人にとって、身体との対話(その1)の内容はショッキングなものだったかもしれません。
これは頭痛だけでなく、腰痛や肩こりなど、多くの人が感じる痛みや不快な症状にも同じことが言えます。
これらの痛みや症状は、突然現れるのではなく、長い間の生活習慣の積み重ねが原因です。
奥さんが突然家を出ることもありません。普段から何らかのサインを出しているにも関わらず、それを無視し続けることで、最終的には「事件」が発生します。
身体の症状も同様で、何らかのサインを無視し続けた結果、いきなり痛みや症状が現れたかのように感じるのです。
血行を良くし、ストレスを減らす
人との関係修復には、相手の意見を聞き、リクエストに応えることが必要です。しかし、身体の場合はどうでしょうか?
身体のリクエストには一定の方向性があります。それは「血行を良くする」ことです。
血行が良ければ、栄養が身体中に行き渡り、代謝産物が排出され、体内環境が良くなります。
血行を良くするには、まず「ストレスを減らす」ことが重要です。
ストレスが増すと、血管が収縮して血行が悪くなりますが、逆にストレスを減らすと血管が広がり、血行が改善され、体調が良くなります。
奥さんの場合を考えると、早めに奥さんのリクエストに応えれば、大きな問題にはならないでしょう。しかし、無視し続けると関係修復が難しくなります。
身体も同じで、早めに身体のサインに気付き、対処することが重要です。無視し続けると、痛みや症状が進行し、治りにくくなってしまいます。
次:身体との対話(その3)~身体からのリクエストは人それぞれ~
身体との対話コラム
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