身体との対話(その1)
「○○ハラスメント」
最近、「○○ハラスメント」という言葉がたくさん聞かれるようになりました。
かつては立場の弱い人が黙って我慢していましたが、今ではそのやり方が非難される時代です。
権力などの「力」で抑え込むことが通用しなくなりました。
良好な人間関係を築くためには、会話をしっかりとし、相手の意見を聞き、寄り添うことが必要です。
例えば、定年退職後に奥さんから離婚を告げられるケースがあります。これは奥さんの話を聞かず、感謝せず、家事を手伝わなかったために起こることです。
大事なあなたの身体に「○○ハラスメント」をしていませんか?
身体の一部が痛んだり、異常が出たりした場合、病院では痛みを止めたり、症状を感じなくさせたりする方法が取られます。
病院に行くのは面倒と、市販の頭痛薬(痛み止め)を使う人も多いです。
しかし、私はこれが自分の身体への「ハラスメント」ではないかと思うのです。
例えば頭痛があると、多くの人は「痛み止め」を使います。
では、なぜ頭痛が起こるのでしょうか?それは、痛みを脳に伝える物質が増えるためです。
なぜその物質が出るのでしょうか?それは身体の一部が傷ついたり、炎症を起こしたりしているからです。
その『身体が本来の状態ではないから身体を癒して!休めて!』という脳へのサインを止めて感じなくさせるのが「痛み止め」です。
痛みを感じなくすることで、本来の問題が解決するわけではありません。
痛み止めに頼ってばかりいると、痛み止めが効かない時が来てしまいます。
これは奥さんがご主人に何か話そうとしても、無視されたり、怒鳴ったり、暴力を振るわれたりするのと同じです。
奥さんも最初は我慢しますが、これが続くと関係が悪化し、最終的には何らかの形で「事件」が起こってしまいます。
次:身体との対話(その2)~血行を良くし、ストレスを減らす~
身体との対話コラム
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