当院の施術法(その2)
刺さない鍼は効くのか?
「刺さない鍼を使うと、痛みがないのは分かります。でも本当に効果があるのでしょうか?」
刺さない鍼は本当に効果があるのか、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
その疑問にお答えします。刺さない鍼は効果があります。なぜ効果があるのでしょうか?
まず、マッサージやお灸のようにツボを刺激する方法でも、効果はあります。鍼を皮膚に刺さなくてもツボを刺激することはできます。
身体に強い刺激を入れなければならないということはありません。お灸の温かさは熱くない程度の温熱刺激です。
刺さない鍼は、「鍉鍼(ていしん)」と呼ばれます。(上の写真参照)当院で使用する鍉鍼には、ダイオードが内蔵されています。
ダイオードは電気の流れを一方通行に制御する電子部品で、信号機やクリスマスのイルミネーションなどにも利用されています。
刺さない鍼にはプラスとマイナスがあります。東洋医学では陰(マイナス)と陽(プラス)のバランスが重要視されます。
刺さない鍼の刺激には2種類あります。身体の中の邪気(不要なエネルギー)を取り除くための陰の刺激と、元気になるための陽の刺激です。
身体には自然治癒力があり、身体は刺さない鍼の刺激を自動的に必要な部位に配分します。
イメージとしては、ガソリンが満タンになるまで給油するような感覚です。
身体が受け入れられる量の刺さない鍼の刺激で満たされると、それ以上の刺激が必要なくなり、施術は終了となります。
「刺激」と聞くと痛みを伴うように感じるかもしれませんが、実際には(刺さない鍼という)棒を身体に軽く当てるだけです。
ですから、刺さない鍼施術は「本当に刺激が入っているのか?」と心配になるほど『やってもらった感』はありません。
刺さない鍼でグリグリ押したりする訳ではなく、そっと当てるだけなのです。
それでも、施術後に身体をチェックすると、刺激が入ったことを実感することができます。
身体には強い刺激が必要ない場合が多いです。
当院ではカイロプラクティックのような骨をボキボキ鳴らしたり、強い力でマッサージしたり、身体を電気で刺激したりする必要はないと考えます。
次:当院の施術法(その3)~「鍉鍼(ていしん)」(刺さない鍼)Q&A~
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